TEchnO293
伊勢湾カップ 2019.8.3-4
Report by 10-40 尾關太伍 Designed by J.O
お疲れ様です。10-40尾關です。
拙いレースレポートですが読んで頂ければ幸いです。
8/3-4に新舞子で伊勢湾カップが行われました。台風接近でどうなるか心配でしたが、漕ぎからプレーニングと様々な風域で6レース消化する事ができました。運営をして頂いた前地さんをはじめ、各大学のマネージャーの方々、スムーズな運営をありがとうございました。
早速ですがレースレポート書かせて頂きます。
【1R】
風速は2-3m/s
レース前の海面チェックでは
右海面はスタボリフト、ポートへダー
浜よりはポートリフト、スタボへダー
レース前は海面チェックで得た情報通りスタボリフトを取りに行こうと考えていました。
レースが始まり即タック、12-13坂野(京大)と3-0さら(青学)と右海面を伸ばしスタボアプローチ、最初は海面チェック通りスタボが上りました。
少しアプローチオーバーかなと思っていたが、上マーク付近でスタボが吸われポートが上り出しました。結果的に46-17森平(明治)と11-52ちさと(関東)が率いる左海面を使った艇に負ける展開に
2上は1上の反省を生かし、下マーク回航後即タックで左海面を伸ばしました。
しかし2上はスタボがリフトし、右海面使った12-5松本(京大)が順位を大幅に伸ばしてきた
海面を1上、2上両方外しテクノ6位でフィニッシュ
コース取りに反省点が多い1レース目でした。この情報を次に生かそうと思いました。
1.森平裕也(明治) 2.片岡千学(関東) 3.松本祐樹(京大) 4.杉原鴻太(京大) 5.深山愉太(早稲田)…8.角田楓斗(桜美林)…10.大窪悠真(滋賀)
かれんパパの祝福を受けるピン森平
森平にまくられ惜しくも2位のちさと
早稲田(過去には団体三連覇)復活のキーマンゆたくん
フウト(奥田さんの長男と同じ名前)
【2R】
1Rより風が少しあがり、風速は4-5m/sぐらい
この風向は風が安定して入ってくると、右海面が伸び出すと過去のレースからわかっていました。レース前から右海面一択でした。
真ん中上寄りからスタートを決め下の艇を全て抑え、即タックし上スタの艇と即タックで左海面に行った艇を抑えに行きました。ポートで全員の上に出た時点でもう一度スタボに返し、真ん中で全体を抑える走りをしました。2上も基本的に抑えてタックを打ち、テクノ1位でフィニッシュ
1.尾關太伍(関学) 2.関 港大(関東) 3.森平裕也(明治) 4.鈴木拡都(京大) 5.一楽想大(神戸)…8.小池哲史(関東監督)
総勢223名がスタートに並ぶ
今回大活躍の青学、フミヤのおかげか⁉︎
【3R】
3レース目は2レース目よりも少し風速が上り、風速は5-6m/s
このレースはスタートを失敗したのと、ぶつかられ事もあり前の艇団がどの様な走りをしていたのかわかりません。
ここで1日目終了
1.森平裕也(明治) 2.関 港大(関東) 3.杉原鴻太(京大) 4.一楽想大(神戸) 5.鈴木拡都(京大)…7.宮本 海(上智) 8.加藤佳梧(関東) 10.鈴木爽人(日大)
下1はいつもケイゴ
みなと隊長との差を2年後には埋めそうな二人
昨年の伊勢湾チャンプ宮本うみ
ここから2日目
【4R】
2日目の1レース目、風速は2-3m/s
風向と風速共に1日目の1レース目とほとんど同じ
1日目の1レース目の反省を生かし、スタート後即タックし、スタボリフトを下でかつ右海面で消化するコース取り。そのままスタボで左海面に渡りポートアプローチを見据えスタボへダーを待ちました。1日目と同じくレグ後半でスタボが吸われ出し、ポートが上る展開。同じようなコース取りをしていた77-12、17-0ロッキー、11-92けいすけがトップ争い。私自身は3位で上回航、アビームと下りで2艇まくり1下トップで回航。
2上は下の艇に合わせ、抑えてタックを返し結果そのままテクノ1位でフィニッシュ。
1.尾關太伍(関学) 2.田中宏樹(神戸) 3.三田村聡太(県大) 4.石川圭祐(関東) 5.森平裕也(明治)…7.野村晃洋(滋賀) 8.市島将平(明治)..10.森田裕弥(同志社)
このピンで優勝争いに拍車をかけたゼッキー
神戸大2枚看板はロッキーと一楽、3人目に期待!
上ピンの県大そうた
安定感が増すと恐い存在の圭祐
【5R】
4レース目終了時点で、3レース目の1カットが入り伊勢湾チャンプが狙える位置まで付けていました。ここでトップ争いをしていたのは46-17森平。
5レース目の風速は3-4m/s、1日目と同じくサーマルが入り少しずつ風が上り始めました。レース前考えていた事は、右海面が伸び始める事を意識しながら、森平を抑える事でした。スタートは真ん中下寄りで、下の森平を抑えながらスタート、そのまま二人で左海面に伸ばしました。抑える事に必死で右海面の事を考えれませんでした。その結果1上20位辺りで回航。抑えるのも良いけれどもう少し余裕を持って周りを見る事をしなければいけない、と反省しました。
2上はフレッシュを取りながら右海面でブローでリフトを繋ぐ事を考えコース取り。
結果、フィニッシュはテクノ5位でした。
ピンをとったカレンは僅か1P差でサラをまくりレディーストップに
1.長島かれん(法政) 2.杉原鴻太(京大) 3.松本祐樹(京大) 4.鈴木拡都(京大) 5.尾關太伍(関学)…7.坂野和樹(京大)..9.皆川晃輝(関学) 10.横山 颯(神戸)
NT杉原をまくってのピンは本物・カレン
まさかの上ピンでキラリ賞の青学タクティー(持ってる男)
優勝争いは最終レースに
【6R】
最終レースは森平との一騎打ち
ポイント差は10ポイント
レース前に考えていた事は右海面を使う事
スタートは真ん中、一つ上に森平を置きスタート
ストパンで森平を上り殺し、一緒にタック
そのまま右海面に渡り、右寄せ気味でかつ抑えながらのコース取り
1上11-72せきみなと、オゼキ、12-5松本の順位で回航、下のアビームで松本にまくられる
基本的に2上も右寄せの、下の艇を抑えながらのコース取り
テクノ3位でフィニッシュ
ここで森平と7ポイント差しかつけれなかったため、3ポイント差で伊勢湾チャンプを逃し、準優勝に終わりました。
このレースTOP10中6人がレディース
1.関 港大(関東) 2.松本祐樹(京大) 3.尾關太伍(関学) 4.鈴木さら(青学) 5.宮本 海(上智)…7.古谷寛子(関東) 8.須河内茉里(上智) 9.西村菜乃(京大) 10.長島かれん(法政)