TEchnO293
メンキャン 2019.5.4-5
Report by 12-5 松本祐樹 Designed by J.O Photo by 同立FB
ダントツ優勝 12-5 松本祐樹
こんにちは、京都大学の松本祐樹です。メンキャンのレポートを書かせてもらいます。
5月4,5日の2日間、琵琶湖のかんとりーはーばーさんにて2019メンズキャンプが行われました。
毎年かんとりーはーばーさんによって、レディキャンの裏で行われる練習会ですが、今回は、同志社大学、立命館大学、京都大学、滋賀大学、滋賀県立大学、日本大学から合計70名が参加しました。
まず初めに今回の練習会において、運営に関わってくださったかんとりーさん、同立の皆さん、マネージャーの皆さんにお礼を申し上げます。
また、わざわざ鎌倉からマスパンを漕ぎに来た日大さん、運転お疲れ様でした。
日程としては、1日目の午前は班に分かれて艇速練、午後はレース。
2日目は1日通してレースでした。
2日間しかない中で9レースをこなすという、まさに鬼の所業でした。
(無表情で淡々と「ラウンディング~」と号令をかける幸太郎が鬼に見えました。)
僕としては久しぶりのビッグレース感がとても楽しく、また、新たに3回生となった後輩たちが今までより前を走り、競るようになってきたことに嬉しさ半面、少し焦りもあるような、といった感じでした。
それでは以下レースのレポートです。ところどころ記憶喪失になっている場面があるのですが、お許しを。
同志社主将 35-53 中村幸太郎
1日目
【第1レース】
北西4~6mの風の中スタートしました。
このレースは全体的に左からブローが下りてくる印象がありました。ただしスタートは上有利。上からスタートしお得意の上り角度で他艇と差をつけ、左奥のブローまで突っ込んだ鈴木フェニックス(京大)が上ピン。そのままピンでフィニッシュします。
1上では横田一心(同志社)、森田裕弥(同志社)が上位を走っていました。
フィニッシュでは6位までを京大が占めていました。
同志社副将 35-8 森田裕弥
【第2レース】
スタートでは少し風が落ち、右にブローが見える海面でした。しかし、スタート後やはり左から風が入ってきて、またも左展開。
このレースは坂野(京大)が鈴木ふぇにをまくりピンでフィニッシュ。京大キャプテン東原も吹きでは安定して上位に食い込んでいました。吹き得意風域やもんなぁ。
ちなみに僕はなぜかスタート後くそダサい沈をしてしまいズボるも、2上で右振れをつかい5位で何とか耐えました。
第2R トップフィニッシュ 12-4 坂野和樹
【第3レース】
1,2レース目と似たような風で、上位も似たようなメンバーでした。琵琶湖勢強し、という感じです。4回生強しという感じです。老害って言われないよう頑張りたいものです。
結局1日目は鈴木が1.2.1で圧倒的な強さを見せました。
風の総括としては、主に左勢力が強く伸びるように見えつつ、周期的に右からもブローが入ってくる。どちらが伸びるかをしっかり見極めて、寄せた艇が走った印象です。
初日ダントツトップ 12-1鈴木拡都
2日目
【第4レース】
この日は朝からレースでした。
午前は割と左にかすかなブロー(あるかな、ないかなくらいのレベル)があり、それを使う人が多かったのではないでしょうか。
上は上有利、下は下有利で、僕は下からスタート。左のブローを使いました。
上では八鳥(京大)、三田村(滋賀県立)が速かったです。マスパン速くて上るなら上から出て上らせるのが安定。僕はマスパン遅いので、少しのブローでも利用しようというスタイルでした。
また、最近マスパンが速い田中慶太(京大3回)も5位と走っていました。
Nセレから注目株 12-9 八鳥孝志
4回で頭角を現す 77-12 三田村聡太
田中慶太と共に前を走る 12-10 田中健太
【第5レース】
ほぼ同じような風。マスパンでスタートし、フレッシュが取れればリーパンが漕げるか漕げないかといった感じ。
このレースでは、メンズがマスパンをバシバシ上らせる中、その下を縫うように進んでいったレディース畑村(京大)が5位フィニッシュ。
レディースながら第5R5位 12-2 畑村茉穂
【第6レース】
またまた同じような風。
下スタートで左の振れをうまく使った鈴木がピンでした。私事ですが、このレースでピンを取っとけば2日目全ピンだったなぁ、と悔しさ残るレースでした。
このレースでは、GW中にも関わらずはるばる関東から琵琶湖までやってきた日大の主将兼ONT小林直寛が4位フィニッシュ。面白いだけじゃなくて、リーパンめちゃくちゃ速かったです。
また、県立の三田村を筆頭に、桐生こと伊藤大智、3回生の大窪ゆーしんも上位を走りました。滋賀勢のマスパンめちゃめちゃ上るし、マスパンレースでは確実に誰か走っている印象でした。
日大主将&ONT 39-66 小林直寛
滋賀大主将 19-77 大窪悠真
【第7レース】
心なしか、マスパンレースの中では一番風があったように感じました。リーパンを漕いでも速い風でした。
上有利のスタボロングで、上からスタートして上らせるのが一番速い展開でした。
同志社主将、3回生の中村幸太郎が4位で走っていました。スタートをうまく決めて、ある程度の艇速があればだれにでも前を走れるチャンスはある、といったレースでした。
【第8レース】
このレースでは2上から2下にかけて大きく風が落ち、ほぼ無風のような状況もありました。そうなると速いのは滋賀勢で、2位に三田村、3位に県立主将の徳田龍司、なんと5位に2回生の新人チャンプ宇佐美が入りました。宇佐美のマスパンめちゃ速くてわろてました。
県大主将 77-0 徳田龍司
2回生ながら第8R5位 19-12 宇佐美光弘
【第9レース】
日大、滋賀勢が帰り、同立と京大だけが残り、いつもの琵琶湖になりました。
このレースのみ南東の超ガスティー吹きでレースを行いました。
上からスタートを決め、左奥のブローで返した僕と鈴木、右に突っ込み、右のリフトをつかんだ八鳥の対決でした。
結局、2上でまくった松本がピン、2位に鈴木、3位に八鳥となりました。
宇佐美・ゆりあん・児島廉を抑え2回生トップ(総合19位) 35-14 新矢絋己
総合6位 35-1 横田一心
2日目は微風の中、6レースをこなして、とりあえずめっちゃ疲れたというのが一番の感想です。あのレグなので、とりあえずスタートを確実に決めること、決めれなくてもすぐリカバリーできる位置から出ること、が大切だったと思います。特にスタボロング海面で、右が伸びるとなると(新舞子とかでも時々ある気がします)、下から出てしまうとリカバリーが難しかったと思います。
逆に左奥が伸びる展開の時は、スタート出れる位置から出てその後のコース引きで耐える気がしました。
ここから、いよいよ本格的にレースの季節がやってまいりますが、メンキャンの反省を活かしつつ、しっかり頑張っていきましょう。