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関東NT練習会 2018.9.10-11
Report by 小山航季 8-1 (神奈川大学)
関東支部長兼神奈川大学キャプテン3年の小山航季です。
9月10~11日に鎌倉の材木座海岸にて関東NT練習会が行われました。まずは連日の練習会続きの中、学連のレベルアップのためにNT練習会を行ってくださったNTのみなさま、関西マネージャーのみなさま本当にありがとうございました!そしてお疲れ様です!
初日は、中強風域のなか午前中は班ごとに艇速練とスタート練習、午後にはラウンディングを行いました!が、雷が鳴ってしまった影響でラウンディングは1レースしか行われませんでした。
自分は、午前の艇速練はNTキャプテン太朗さんに見てもらいました。
さすがはNT、艇速が段違いでした!太朗さんには主にアンダーを教えてもらいました。いままでアンダーを漕ぐとき腕で漕いでしまっていて漕ぎ続けられませんでした。セイルと自分の空間を作るための足の置き位置、体勢、足からボードにパワーを伝える加重の仕方を教えてもらいました。
ラウンディング後の帰着のタイミングで瑠晟さんにストパンを見てもらいました。ボードを上に向けすぎてしまうことを指摘され、風を流して走らせる漕ぎ方を教えてもらいました。全体ミーティングは天候が悪化してしまったため各自自由に質問する形式になり、瑠晟さんにセッティングについても教えてもらいました。新しい発見ばかりでものすごくためになりました!!瑠晟さんのファンになりました!
2日目も中強風域のなか午前中に艇速練、スタート練習、初日に1レースしかできなかったためラウンディングを1レース、午後に2レース行われました。
艇速練班は寧々さんに見てもらいました。寧々さんには中強風域の切り上げ、ハーネスストラップのフォームを見てもらいました。寧々さんのメンズにも負けないストパン、ブローを見極める力があまりにもすごすぎて、「この人は人間じゃない」と思いました!ただ1回だけ艇速練で上り殺したときの寧々さんのちょっと悔しそうな顔はかわいかったです!
午後のラウンディングは4レース目だけ走ることができ、NTさんのレース中の走り方を間近で見ることができ、下りの艇速差が違いすぎて驚きました。今後は下りの練習が必要だと実感しました。
トップセイラーとの練習で、いままで見えなかった課題、自分の足りないモノ、やるべきこと等さまざまな収穫がありました。特にブローを見る力、そこから自分はどう走らせればいいのか考える力が自分には圧倒的に足りないと感じました。寧々さん、太朗さんとの艇速練中タックを返すまではイーブンかやや自分のほうが先行していても、そこから自分はブローをガン無視して走らせすぎたり上らせすぎたりして結局負けることがありました。また、ラウンディング中もコース取りや艇態関係を意識してレースするのが下手すぎて2上で捲くられる場面がありました。
ただただ乗っているだけではなく、ブローや他艇を意識しながら走ることができるかどうかが自分とトップとの違いだと感じました。
昨年度、自分はインカレ出場を逃し悔しい思いをしました。そこから本気で練習に取り組み少しずつではありますが、自分が成長しているのを感じます。その中で一番成長を感じるのは、トップセイラーとの練習、質問会です。トップと自分との技術の違いに毎回刺激を受け、もっと練習しなきゃと思わされます!
インカレ個人戦、団体戦とビックレースはこれからなので、今回のNT練習会で得たことを無駄にしないように死ぬ気で練習します!!!!