TEchnO293
代表挨拶
このサイトは「Techno293クラス」を採用している全日本学生ボードセーリング連盟(JUBF)の情報発信を主な目的としております。
内容は、Techno293に関する、エクイップメント情報から、ルール、競技、イベント情報、学連活動の紹介などの情報を幅広く取り扱ってまいります。
2006年にISAF(現在のワールドセーリング)の国際クラスに承認されたテクノクラスは、今では世界55ヶ国で競技され、選手人口が1万人を超えました。
日本でも、2010年にJUBFの公式クラスに採用されて以来、全国で40校を超える大学がクラブ活動で使用し、インカレ個人戦・団体戦ともに盛り上がり、全国の友と仲を深め、学生スポーツとして健全に発展しております。
2016年には、テクノプラスクラスが新設され、社会人になってからも楽しめるワンデザインクラスとして始動しております。
これらの動きに加えて、一部のゲレンデではジュニアのフリート活動が始まっており、彼ら若い人たちの中から、テクノで世界を目指す選手が出始めていることは、本当に素晴らしい動きだと思います。このような活動が、少しづつ日本全国に広がり、ひいては「競技としてのウインドサーフィン」がかつてのように盛んになっていくことを願ってやみません。
皆様の積極的なサポートに感謝いたします。
BicSport 日本における代表 内海 隆
BACKGROUND
Techno293ワンデザインは、2004年から世界で販売されて続けているベストセラーボードです。
2008年の北京オリンピック艇種を変更する際に、2004年の秋に様々なメーカーから、ダガー付き・トラッカー付きのボードが艇種変更会議にエントリーされました。
北京オリンピックの公式艇はRS-Xに最終決定しましたが、その時「このボード案外イケてるじゃない」ってことで、最終選考段階までテクノ293ワンデザインは残っておりました。
オリンピック艇には選ばれませんでしたが、多くの国ではRS-Xで活躍する選手になるまでは、テクノで多くの場数を踏む。そんな図式が出来あがっていきました。
理屈抜きで乗りやすい、微風時は、ダガーを使用し確実に風上にのぼり、レディース筆頭に中風域でプレーニングに入ります!(選手の体重によりますが笑)
加えてBic Sports社の提唱する、ユーザーフレンドリーな低価格設定も受け入れられました。
Techno293Plus
テクノでウィンドサーフィンを楽しんだセイラー達の声として「オリンピックは別世界、楽しむ為にレースに参加したい」といったニーズもあります。
それを反映して、国際テクノクラス協会では実験的に2013年よりテクノプラスを始めました。
ボードはテクノ293をそのまま使用し、リグサイズを今ある6.8mと7.8mに加えて、8.5mまで使用できるようにする。フィンを46cmに加えて50cmまで使用できます。
毎年テクノプラス部門は岩崎選手・小松選手を筆頭に少しずつ増加しており、 2017年のフランス大会には日本からも学連NTをはじめとする約20人の選手が世界の頂点を目指し、なんと鹿屋体育大学3年由里亮太選手が準優勝を果たしました!
テクノプラスサーキット(年間6戦)が展開し始めました。学生セイラーのみならず、学連OB社会人セイラーの参戦を待っています。
クラスルール
この邦訳は、ヨット競技における多くのクラスルールの和訳に携わっておられるナショナルジャッジの山岡閃氏の協力のもと、Techno293ファンサイト実行委員会がJWA(日本ウインドサーフィン協会)の許可を得て掲載するものです。
次のような構成となっています。
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テクノ293国内チャンピオンシップ規定2011
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テクノナショナルU15 クラス規則2011
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標準レース公示・標準帆走指示書
ナショナルU15クラスは、国内の15歳未満の選手を対象にした、日本国内オリジナルのルールです。