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関西選手権第1戦 2018.6.9-10
Race Report by 稲垣瑠晟 (甲南大学16-2 2018年学連NT 広報担当)
2018 年関西選手権第1戦が今年も甲子園浜で行われた。
関西選手権は学連の公式戦でもあ り 1 年を通して第3戦まである。
個人戦だけではなく団体戦もあることから関西で最大級 に盛り上がるレースの1つであるともいえるだろう。
また2,3回生のみが参加するレー スともあって各選手夢の表彰台へ登れるチャンスである。
高校野球でいう夏の甲子園のような熱いレースである。
年々増える学連の選手(JUBF,全日本学生ボードセイリング連盟に加入する選手)も今年は 132 名がエントリーした。
その中で入賞できるのはメンズ 6 人レディース 3 人上位 3 大学の みである。
2 回生は 3 回生を越えようと、3 回生は表彰台を獲ろうと各選手が燃え盛ってい た。
そんなレースの風の予報は 10m/s を超えていたが両日ともに風軸 40-60°、風速 3m/s~ 7m/s のガスティーシフティーなコンディションであった。 甲子園浜の北風は六甲山のほうから風が下りてくるのもあり海面によってスターボの角度 が全く違うということはしばしばある。
ブローをつかみベストなタックを打てるかが鍵で あった。
私は 1 日目アウター船、2 日目は海上本部船に乗船していたがトップ選手は有利サイドやス タートラインを把握し 0 秒とともにスタートを切っていた印象だ。
今大会はトップ層は変わらないものの入賞争いをしている選手が多く、各選手にとって1 ポイントの重要さが身をもって感じれたのではないだろうか。また、2 回生もシングルを取る選手が見られ危機感を募らせる 3 回生も多かった。
次の学連レースは 9 月の予選と兼ねているがそれまでにぜひ各選手が一つでも多くの大会 に出場し一つでも上の順位を取れるよう努めてほしい。
メンズ優勝:鈴木拡都(京都大学)
2 位:深尾圭貴(京都大学)
3 位:尾關太伍(関西学院大学)
4 位:田中宏樹(神戸大学)
5 位:杉原鴻太(京都大学)
6 位:松本祐樹(京都大学)
レディース優勝:西村菜乃(京都大学)
2 位:炭田聖奈(神戸大学)
3 位:相澤遥(大阪大学)
優勝:京都大学 (鈴木拡都.深尾圭貴.杉原鴻太)
2 位:大阪大学 (水野一紀.岩井貴矢.戸田隼介)
3 位:関西学院大学(尾關太伍.永目航.皆川晃輝)