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B1カップ関東学生選手権 2018.9.1-2
Report by 秋元悠輔 20-9 (上智大学) Arrange by J.O
9月1日から2日間、津久井浜海岸にて2018年度関東学生選手権(B-1 カップ)が開催されました。
はじめに4年生中心の運営の方々、この場を借りて感謝申し上げます。
今年は総エントリー数がエキスパ116艇、ビギナー69 艇でした。
大会初日はサイドオフで第1レースは10m/s、第2レースは2~3m/sほどのコンディションの中、エキスパクラスが行われました。
1レース目、下からスタートした11-72関港大が順当に1上からトップを引くかに思われたが、このレースを制したのは同じく1年生スーパールーキーの46-2三浦圭!1年ばかりに走らせない、と2位には明治3年46-7松本隆永!奥田さん曰く「新人戦から何かと目をつけていたが、ようやく走ったか!ダテに1週間に2本もダガー折ってないな」と沸かす。3位にはオールラウンダー秋元(上智)、レディースピンは吹きでモデル体系を最大限に活かした青学の姐さん金子奈津見が、レディ2位には11-99久野伊織(新人戦3位)、レディ3位には49-9丸山夏子と2年女子が活躍した。
2レース目、風が落ち、漕ぎコンディションの中、1年生コンビ関港大・三浦圭がワンツーを決める。3位には吹きでも微風でも安定している秋元、そして4位には響きの良い名レオンこと早稲田キャプテン53-1鈴木玲音が入る。関東キャプテン11-1石川圭佑も連続シングル。レディースピンは先程のレースでセールを大破した20-27須河内茉里がメンズ含め5位、同じくメンズ含め6位の最近ノッてる3-0鈴木砂良がレディ2位、レディ3位にスーパーハイスペックイケメン彼氏を持つ11-71古谷寛子が入る。
2日目はサイドオフで 4~6m/sほどの風が入り、ビギナー4本、エキスパ2本が行われました。
エキスパ第3レース、上智のイケボ小泉大(ヒロ)のインスタライブが冴え渡る中、ブッチ切りの艇速を披露した関港大が1上からすでに2位以下を半レグ?離してのダンダンピン!2位には明治の伏兵、安定すれば恐い存在になる46-17森平が、3位にはミスターコンスタント秋元、4位に三浦圭が入る。このレース、レディース2位には11-9澤浦由有実が入る。
3レース終了して2位争い(秋元9p、三浦7p)が熱い。最終レースはいかに!
エキスパ最終レース、関港大が1上から独走するが1上2位で2年48-39脇山颯太(横国)が回航しインスタライブチームを沸かす!3位回航 学連委員長秋元、4位回航 三浦圭とバチバチの戦いが繰り広げられている。秋元が脇山を捲って2位でフィニッシュしていたら男前だったのだが、2位三浦・3位湘南キラリ46-8市島・4位伊勢湾クイーン20-6宮本海・5位脇山・6位秋元と順位を落としてしまった。7位に46-7松本、8位に好調鈴木砂良、9位に2年39-5鈴木爽人も連続シングル入りし成長の証を見せた。(それにしても鈴木が多い、さすが日本人名字ランキング2位)
エキスパ総合4,5,6位に森平・市島・松本とNT抜きの明治トリオが入ったことも明治のレベルの高さを象徴した大会となった(2位の三浦も明治)
そしてビギナークラス、ドリームでも優勝した湘南工科大21-1川村航一が1,1,2,1カット2と安定の優勝!(セールを大破したレディース優勝の茉里に予備セールを貸していたのもこの航一) 2位にヨット経験者53-88 坪根遼翼(早稲田)、3位に53-35山下夢生(早稲田)、4位に53-6中島理幾(早稲田)、5位に44-0上横手優樹(武蔵)、6位に46-23中島隼人(明治)、レディース優勝は総合5位でメンズとも戦える53-29上村愛(宴会芸クイーン)が入り、2年後の早稲田時代を予感させた。
地元三浦からはレディース8-27柴本千春(神奈川大)、49-5太田華代(横市)が入賞し健闘した。
微風域から強風域までの風域の中でレースを行い、上位を走るためには安定した走りが求められるレース展開となりました。
またガスティー、シフティーな海面だったため、より戦術を求められるレースとなりました。
エキスパクラスもビギナークラスもスタートが上手く切れた選手が上位を走っている印象を受けました。
またビギナークラスはまだまだ回航動作がルーズな選手が多く改善する必要があると思われました。
B1カップのレースを振り返ってエキスパートクラスは支部選、ビギナークラスはフレッシュマンズカップに向けて頑張ってほしいです。